Vol.3-2 北京で北京ダック
2004/09/23-09/26


9月24日(金)

ホテルの中庭でバイキングの朝食後、街歩きに出かける。ホテルの北側の大通りは、西から「西単」「天安門」「王府井」「建国門」と北京の代表的なスポットを通る道だった。まずは東の「建国門」に向けて歩き出した。

以前の中国と言えば“自転車!”というイメージであったが、今の北京ではそのかけらも見あたらない、とにかく車が多い。トヨタやホンダをはじめとした日本車が多いようだが、ベンツやBMWの欧州高級車もよく目に付く。中国の発展には目覚ましいものがあるとは聞いていたが、高層ビルの乱立と共に私の中では大きく覆された。

キョロキョロとしながら歩くこと20分、「賽特購物中心」というデパートに入った。国内外のブランドや日本製の品物が並んでいたが、日本でも買わないような品ばかり、早々に退散、地下の食料品売り場に向かった。そこはスーパーの様なところで、価格もリーズナブル、カップラーメンやお菓子の値段をチェック、お土産はここで買えばいいなと思った。

大通りの反対側に「北京友誼商店」という中国特産品店に行ってみた。中は人影はまばら、店員も少なくやる気なさそう な感じ、外貨両替所もあるし外国人向けのようだ。一応ここでも写真集などの値段をチェックしておく。

さて、そこからさらに東へ歩くと「秀水市場」という、まあ、バッタもんが多い店が集まっている所がある。1軒1軒は小さく、そこに所狭しと上から下まで商品が展示してある。そして店員が「安い!、見て!」と日本語で声をかけてくる。先ほどの店とは大違い、何かワクワクしちゃいます。

ここで買ってもいいかなと思っているのは、Tシャツとネクタイ。多少ぼったくられても値段はしれているしと思い、値段だけ聞きながらウロウロとする。しかしTシャツ150元(1950円)、シルクのネクタイ400元(5200円)と高い、日本でそこそこの品と変わらない値段。どのくらいぼったくられているのか見当が付かない。

ある店で思いっきりバッタもんの北京オリンピックロゴ入りTシャツを店の奥から出してきた。通りの人目の付かない様に私に見せながら「これは布が厚くいい品だ、200元」と言う、結構気に入ったパンダの絵の入ったシルクのネクタイも見ていると「ネクタイと一緒なら両方で400元でいい」と。ふ〜んと私は何気なくOKをしてしまった。財布を出しお金を数えながら考えると、えっ!400元て5200円じゃん、すかさず「高い!100元!」「ダメ!じゃぁいらない」と言い、店を出て歩き出した。

ちょっとドキドキと反省をしながら歩いていると、急に後ろから手を捕まれた。さっきの店の人だった。100元でいいから買ってくれといいに来たようだ。店に戻り品物を確認し100元を払う。向こうの言い値400元の4分の1、つまり1300円ほどなのだが、あまりにも差がありすぎて、高いのか安いのかさっぱりわからなかった。

その後、嫁は気に入ったシルク地のコート500元を300元にしてもらい、さっさと買ってしまった。そういう買い方のほうが楽しいのかもしれないと思った瞬間であった。

お昼の時間になったが、朝のバイキングで腹一杯食べたため、お腹が減っていない。このまま第二の目的「故宮博物館」に向かうことにした。地下鉄に乗り「天安門東」で降りる。天安門広場をブラブラしていると、嫁が近くにやって来て、耳元で「あの子供、ズボンのお尻が開いている」と。えっ、何?私はそのときは、はっきりと確認できなかったのだが、どうやら簡単に用が足せる様に赤ちゃんや小さな子供用のズボンは、お尻の部分が縫い合わさって無く、おまけにパンツも履いていないのか、お尻が丸見えになっている様である。

私はこれ以降、小さな子供のお尻ばかり気になってしまい、観光どころではなくなってしまった。

さていよいよ天安門をくぐり、故宮へと入っていく。地図で見る限り、反対側の門まで直線距離で約2kmある。天安門をくぐると、300m位先にまた門がある。それをくぐるとまたその先に高い塀で囲まれた門があり、そこでやっと入場料を払う。大人1人60元、宝物殿に入るとさらに10元必要の様である。



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