Vol.3-1 北京で北京ダック
2004/09/23-09/26

年に一度の嫁との海外旅行、今年は夫婦共にJALのマイル特典航空券2割引フェアを利用し、本場の北京ダックを食べに中国の首都、北京へ行くことにした。
 

9月23日(木)

最後の利用となるであろう名古屋空港国際線ターミナル、名古屋から3時間20分、北京では正午過ぎ、JAL601便はもやっとした空の北京首都国際空港に到着した。最近の中国らしくターミナルも近代化されきれいである、しかしここでの入国審査は一種の賭けのようなものであった。20くらいゲートは開いているのだが、いざ並んでみると順調に進んでいく列とまったく進んでいない列があることがわかる。幸い私が並んだ列はどっちかというと順調の方だったのだろう、それでも入国に1時間もかかるのは、これが中国なのだろう。

銀行で1万円を両替すると740.65元となった。1元はおよそ13.5円の計算だ。空港と北京市内はおよそ30kmある。お迎えのバスが無い私たちは空港バス乗り場へ向かった。北京駅の近くにホテルを取ってあるので、とりあえず北京駅に行こうと切符売り場のおっちゃんに尋ねると、壁のルートを指しながら何やら言っている。どうやら北京駅まで行くバスは無く、2km手前の雅宝路(ヤオバイ)までしかバスは行かないらしい。壁のルートには雅宝路の次に北京駅が書いてあったが、紙で隠してあるので、少し前までは北京駅まで行っていたのであろう。空港バス16元。

バスは市内にはいると渋滞にはまり、結局1時間ほどかかった。雅宝路でバスを降りた私たちは、客引きのタクシーを無視し、ガイドブックの地図を見ながら、たぶんあっちの方だよという勘を頼りに歩き出す。3時頃、今日から4日間お世話になる北京駅前のホテル「宝辰飯店(Paragon Hotel)」に到着。ドアマンやポーターさんもいるような★★★★ホテルだが、タクシーで乗り付けず、歩いてきたためいつものことですが無視されてしまった。朝食付きツイン1泊9300円。

部屋に荷物を置き街歩きに出かけるとする。目の前の北京駅を見渡したあと、地下鉄に乗ることにした。観光客が使えそうな区間は1乗車3元、自動販売機は無いので窓口で二人分6元を出し、指で「2」とすると安っぽい紙の切符をくれた。それを改札の人に渡すと半分くらい破り返してくれる。


北京駅から北京一の繁華街、王府井(ワンフチン)行くためには、建国門で乗り換える。車内のアナウンスは中国語のみだが、路線図と駅の表示さえ気をつけていれば日本の地下鉄と同じで戸惑うことはなかった。

王府井に着き駅前にある「北京銀行」で両替しようとしたがパスポートがなく(コピーを持ち歩いているため)両替できないと言われる。仕方なくデパートに行き両替、空港よりもレートがよく10000円が746.32元。

さてここでの目的、この旅行での目的である「北京ダック」を食べること。どうせなら一番の店に行こうと、どのガイドブックでも必ず載っている店「全聚徳?鴨店」へ向かう。店に着くとまず建物に圧倒される。5.6階建てで入口もきらびやかないかにも高級そうな造り、しばらく様子をうかがっていると、タクシーやマイクロバスでどんどん客がやってくる、時にはベンツなんかも。思わず道の反対側にある定食屋さんぽいところにしようかと迷う。

まあせっかく来たんだしと意を決して中に入る。入口で人数を言うとエレベーターに乗り4階へと。フロアーは4人掛けのテーブルが20個くらい、席に案内されメニューを眺める・・・眺める。多すぎて迷う・・・迷う。コース料理は考えていないので単品で。で注文したのは「北京ダック半羽、84元」「アヒルスープ、12元」「炒飯、6元」「烏龍茶(ポットで)、50元」占めて152元+サービス料15%で174.8元(2350円)。


しばらくするとコックさん?と共にカートに乗ってローストされた鴨がやってきた。私たちのテーブルのところに来ると、焼かれた鴨をじっくりと見せてくれます。そして大き目のフォークのようなもので鴨を押さえながらナイフで切っていきます。まず一切れ、お皿に乗せてくれたそれはイメージしていたのとは違っていた。日本でのイメージは鴨の皮の部分だけを薄く切り取ったものと思いがちだが、ここでは皮だけではなく身のほうまでもザックリと切り取ってくれる。それをそのまま味わってみると、すごくジューシーで味もあり美味しい。

そうしている間にも、コックさんは次々と北京ダックを切り分け、ウェイトレスさんが嫁のところでダックの食べ方を教えてくれている。まず餃子の皮のような荷葉餅を1枚とる、ダックに味噌風のタレをつけ、その餅の上に1〜2枚置く。さらに細く切った白葱をのせ、春巻きの様に巻いて食べる。

「アヒルスープ」は、ややどろっとしたホワイトスープの中に鴨肉が入っている。「炒飯」は値段相応でお茶碗1杯分の普通の炒飯でした。「烏龍茶」、グラス1杯では少ないかと、ポットと書いてある方を注文する。注文してからよく見ると50元(680円)は料理が一つ注文できるほど高い、どんなお茶が出てくるのかと楽しみでしたが、普通の湯飲みにポットから烏龍茶が注がれただけ。飲んでみてもよくある味である。これは失敗したかなと。


北京ダックは二人で半羽であったが結構量がある。初めのうちは1度に2切れを包んで食べていたが、どうやら餅よりもダックの方が余りそうなので、3切れ4切れを包むことになり、とても贅沢な食べ方してるなと思った。それに餅で包んで食べるため、腹もふくれる。足りなかったら追加で注文すればいいと、他の料理はほとんど注文していないのだが、とても追加しようとは思わない。

高いなと思っていた烏龍茶、もちろん食事をしながら飲んでいるのだが、小さな湯飲みなので一口飲むとほとんど残っていない。するとすぐに係の人がポットから注いでくれる。つまり烏龍茶の飲み放題だったのだ。また、その注ぐポットが銅製の大きなポットで、注ぎ口が細く長い。そのポットを大きく上下させながらお茶を注ぐ姿は一つのパフォーマンスでもあった。

今まで、日本でも北京ダックを食したことの無かった我々は充分に満足し店を後にした。王府井の通りを奥に歩くと屋台街に出た。肉や魚介類の串焼きの中に、カエルやサソリの串焼きも売っている。ラーメンは1杯5元、その他の物も一つ3〜5元くらい。多分明日からはこんなところで食べてるだろうなと思った。 




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